ソーシャルケアサービス研究協議会では公益財団法人社会福祉振興・試験センターが実施している社会福祉振興関係調査助成事業の助成を受けて平成29年度に「ソーシャルワーク・ケアワークの専門性の評価に関する研究調査」を行いました。平成30年度も引き続き研究調査を行います。平成29年度の研究調査の概要の報告は社会福祉振興・試験センターのホームページに掲載予定です。
平成30年5月23日にソーシャルケアサービス研究協議会の全体会を開催いたしました。
出身母体の組織変更があり役員の変更がありました。
現在の役員は 代表 桜美林大学大学院教授白澤政和、 副代表 公益社団法人日本精神保健福祉士協会 木太直人となりました。
また、ソーシャルケアサービス研究協議会規約が改定され当日付で施行されました。
今年のソーシャルワーカーデーはソーシャルワーカー連盟が主催、ソーシャルケアサービス協議会他が協賛し7月16日(月)文教学院大学本郷キャンパスで開催することが確認されました。テーマは「AI時代のヒューマンワーク」~ひらめく、輝くソーシャルワーカー~です。詳細は「ソーシャルワーカーデー2018中央イベント」企画書のとおりです。
2017年1月22日(日)に、アルカディア市ヶ谷において、ソーシャルケアサービス従事者研究協議会主催の新年賀詞交歓会を開催しました。衆議院議員、参議院議員、関係省、大学、団体等から多くのご参加をいただき、大いににぎわい、新たな門出にふさわしい新年賀詞交歓会となりました。
「我が事・丸ごと地域共生社会」をめぐる緊急討論集会のご案内
2016年8月30日
ソーシャルケアサービス従事者研究協議会
代 表 白 澤 政 和
いま、ソーシャルワーカーの職能団体と養成団体、関連学会は、安倍政権・厚生労働省がこの間矢継ぎ早に決定・公表している一連の改革案の全体像を正確に理解し、それらに適切かつ速やか対応することが求められています。
改革案として特に重要なのは、「新福祉ビジョン」(昨年9月)、「一億総活躍プラン」(本年6月閣議決定)、および本年7月15日に公表された「我が事・丸ごと地域共生社会」の各種資料の3つです。これらの文書は、今後の超高齢化・超少子化社会を展望して、福祉の範囲や対象を拡大することを提起している点では、ソーシャルワークの職能団体や養成団体にとっては絶好の「チャンス」と言えます。しかし他面、いずれの文書も、それを担うソーシャルワーカー(社会福祉士や精神保健福祉士等)の役割にほとんど触れておらず、このままでは他職種の参入によりソーシャルワーカーの位置づけや就労の場が現在よりも狭まる「危険」も併せて持っています。そのために、ソーシャルワークの職能団体と養成団体、関連学会は一致団結して、社会のニーズに応えられるソーシャルワーカーを養成し、活躍していける状況をつくることが求められています。
私たちはこれをもとに、関係者による多くの積極的な討論を行いたいと考え、下記の<緊急討論集会>を企画しました。第一線の福祉専門職のソーシャルワーカーの皆さん、社会福祉士、精神保健福祉士養成校・施設の教員・研究者の皆さんの多くのご参加をお待ちします。そして、今後のソーシャルワーカーの進むべき方向について共通理解を深めましょう。
❶ 日時 9月17日(土)午後1時〜5時
❷ 会場 東洋大学白山キャンパス 6号館6201教室 (入場無料)
❸ プログラム
開 会 白澤政和(SCS協議会・代表)
問題提起 二木立
(日本福祉大学学長、日本社会福祉教育学校連盟会長、ソ教連特別委員会委員長)
シンポジュウム
・コーディネーター 白澤政和(SCS協議会・代表)
・シンポジスト① NPO法人ほっとプラス理事長 藤田孝典氏
・シンポジスト② 豊中市社会福祉協議会福祉推進室長 勝部麗子氏
・シンポジスト③ 社会福祉法人青山里会SW部会 西元幸雄氏
・コメンテーター① 原田正樹氏(日本福祉大学教授)
・コメンテーター② 渋谷篤男氏(全国社会福祉協議会常務理事)
・コメンテーター③ 本後健氏(厚生労働省室長)
・コメンテーター④ 山本繁樹氏(立川市社会福祉協議会・地域包括支援センター)
閉 会 鎌倉 克英(日本社会福祉士会・会長)